

一時は2000円を超えストップ高になった

Twitterのトレンドワードにランクインするほどの騒ぎだったね
株初心者にとって「テンバガー」や「ダブルバガー」は夢のある話ですよね。
今回アンジェスに投資してダブルバガー以上を達成した方も多数いたので、さらに夢見る方が増えたのではないでしょうか?
「アンジェスが高騰した大きな理由」
新型コロナウイルスのワクチン開発
今回の事例を考察し、本命であるアメリカでのワクチン開発でダブルバガーの可能性がある銘柄へチャレンジしていきます

投機、ギャンブル要素が強いので私は給付金を活用します
アンジェスはなぜ株価が高騰したのか

遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。アンジェスは遺伝子治療薬の開発を行っている。会社設立1999年、従業員33名、平均年収1,200万円のエリート部隊。

3月末にアンジェスは新型コロナのワクチン開発に乗り出すニュースが取り上げられてからずっと上がり続けている
3/13 | 大阪大学発の企業「アンジェス」がワクチン開発 |
4/9 | 「アンジェス」がワクチン開発WHOリストに掲載 |
4/13 | 「アンジェス」がワクチン開発治験前倒し |
4/17 | 「アンジェス」が大阪市大と開発連携 |
4/20 | 「アンジェス」がタカラバイオと提携 |
4/21 | 「アンジェス」が新日本科学とワクチン開発提携 |
4/24 | ギリアドが治療薬の治験失敗 |
4/27 | 「アンジェス」がHMTと提携 |
4月中旬以降は株価続伸のNEWSが連発でした |
以上のようにメディアに取り上げられることが非常に多く、期待されていることから株価が躍進しています。

有名投資家の「ウルフ村田さん」が大注目していた銘柄としてもアンジェスは有名。
ワクチンの開発は非常に狭き門のため実際には実用化に成功しているわけではありませんが、「開発」「承認」「WHO」などのキーワードで急騰します。

ギャンブル性が強く、私はトレードをする資金力もないですが今回の急騰で利確できた人は素晴らしい成果だったでしょうね
その他にも「タカラバイオ」「ペプチドリーム」「そーせい」といったバイオベンチャーが注目されていますが・・・
世界視点で見ると日本はワクチン開発のスタート地点にすら立てておらず非常に遅れています
次の項で理由を記載
新型コロナ・ワクチン開発は世界でどんな動き

通常、ワクチン開発には5年以上かかるといわれているが、今回のワクチン開発の多くは1~2年以内の実用化を目標
アメリカの「モデルナ」は新型コロナのゲノム情報が公開された時点から着手し、わずか40日余りでワクチンを作成(※実用化はまだまだ遠い)

新型コロナのワクチン開発は全世界規模で開発レース。いまやワクチン戦争だよ
開発に成功すれば製薬企業は世界中で市場を手に入れることができる。国の科学技術力の高さを示し、人類を救うことにもつながるため、各国政府や民間団体は製薬企業を”巨額の資金”で後押し。

なんと日本は政府のバックアップが非常に弱いため遅れをとっています。技術力は高いのに・・・
アメリカが新型コロナ・ワクチン開発をリード
3月 | moderna |
4月 | Pfizer / BioNTech |
4月 | INOVIO |
4月 | Sinovac |
4月 | SINOPHARM / Wuhan Institute |
4月 | University of Oxford |
5月 | Imperial College |
5月 | Novavax |
6月 | CureVac |
7月 | Sanofi / GlaxoSmithKline |
7月 | Vaxart |
8月 | Altimmune |
9月 | Johnson & Johnson |
5月現在、100近くの企業が新型コロナ・ワクチン開発に着手していますが、上記の有力候補がアメリカで開発
表に記載したのは臨床試験の開始月ですが、開始~結果までの期待感で株価がどんどん上昇するので開始月は注目です。

真っ先に躍り出た「Moderna」は株価が現在、急上昇しています

臨床試験のニュースが出てからすでにダブルバガー達成ですね
<モデルナが急上昇の理由>
- 米国生物医学先端研究開発局(BARDA)から520億円のR&D支援
- 本社のあるマサチューセッツ州にワクチンを量産できる自社の生産施設を持つ
- ウォルストリートジャーナルがガンガン報道
以上のような流れで上昇していっています
NASDAQ:BNTX(バイオンテック)に投資した

もうModernaの波に乗ることはできないので、次に話題になるだろうBioNTECHに投資した。
臨床試験は開始していますが未だ株価に大きな変動はありません。

これはチャンス到来では!!!?
<バイオンテックの見通し>
- 世界のTOP3に入る製薬会社「ファイザー」が相方、アメリカだけでなく世界規模で生産流通のバックアップがある
- 世界TOP100に入るマインツ大学のラボから発展した企業でガンなど希少疾患の治療薬開発に強い
- ファイザーニュースリリースによるとモデルナとは違い4種類のワクチンを同時進行で開発している

このような話題が出てから著名な「ファイザー」の株価は上がっているもののドイツの企業ということもあり、認知されていないバイオンテックの株価はまだまだ上昇していません。
しかも日本では楽天証券でしか購入できない。

確率高そうな大穴と思いませんか?
以上の理由でバイオンテックに投資しました。
給付金があるからできることですけどね(笑)
ワクチン開発は失敗に終わることも多い


先ほどのModernaの着手の速さの勢いで
トランプ大統領は2020年の秋までに数億回分のワクチンを用意すると言っています
ワクチンの成功確率は非常に低く、容易ではありません

日本の例だと戦前の「北里柴三郎」以来、ほとんど大きな成功事例がないほど難しいのです
特に今回ほとんどの新型コロナ・ワクチンがmRNA(メッセンジャーRNA)技術と報道されているのでさらに成功確率が下がります。
mRNAは「夢の新薬開発」と呼ばれるほど成功確率が低いのが実態。

現在報道されている開発が全て失敗することだって全然あるということ
以上のリスクを考えながら
今回の「アンジェス」と「Moderna」の事例に学んで話題が高いタイミングで利確できるように対応していけばチャンスはあると考えています。
為替と税金にも注意ですね。
記事を読んで関心を持つきっかけになれば嬉しいです^^
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