
4月早速バイデンさんの演説で株価好発進でしたね
国策として発表されたので株価も反応して久しぶりの大きなニュース
これからの動向のためにウォールストリートジャーナルをチェックして整理した内容です
アメリカ最強!世界一を維持するぜ!
・交通インフラ$621B(高速、鉄道、橋、港、空港)
・生活インフラ$100B(ブロードバンド)
・介護、公共施設$400B(賃上、公立学校)
・住宅 $213B(中流家庭の購入促進)
・製造業 $300B(研究開発、先進事業)
中国の成長力を意識し、世界一のアメリカを実現したいことをとても感じる会見
コロナ過で打撃を受けた国民に対して、様々なインフラ整備へ投資をして雇用や労働力を回復。今まで以上に強い経済のアメリカを目指そう!というメッセージでした。
【重要】

この膨大なお金はどこから来るの?
今回メインで取り上げていたのは
法人税21%→28%
他にも財源確保のための増税は用意されています。もちろんインフラ投資の内容も含めて議会で通ることが前提だし、2030年までの長期目線の話というのが重要です。
交通インフラについて

イメージ図として載せましたが、アメリカの道は本当にこんな感じで汚いらしいです(笑)
公共投資の減少し続け、道路、橋、鉄道、交通システムの状態が悪い。
修理の予算は1兆ドルも必要なほど悪く、先進国で最も高い交通事故死者率。

高い経済成長のための雇用安定と効率化には、通勤・輸送など交通システムを徹底的に改善する!ということを掲げています
$621Bを投資しする中で注目なのがEV
$174Bを投資の提案をしています
EVの販売における米国の市場シェアは、中国のEV市場のわずか3分の1。2030年までに50万台のEVステーションを構築するために助成金を計画。また、50,000台のディーゼル輸送車両を交換し、黄色いスクールバス20%をEV化したい。

国策でEVきたーーー
めっちゃ中国意識してる(笑)
こういった雇用機会など「攻める政策」がメインでしたが、毎年のハリケーンなどの被害で遅れる修理などに対してももっと対応できるように投資したいとの政策も発表されていました。
8年かけての政策なので重機や鉄道などのオールドエコノミーや公共事業の銘柄はウォッチしていても良いかもしれませんね。

私もユニオンパシフィックとか注目しようかな(´・ω・`)
生活インフラについて

有名な話ですけど、水道水がゴクゴク飲める国なんて日本ぐらいですよね
実はアメリカは水もですが、通信回線が非常に劣悪な環境

通信料が高いこともあったりで、まだケーブルTVやADSL回線の人が多数いるらしいです
生活インフラを安く良質に改善して、低所得者の人たちもしっかり助けるから、いっぱい働いて強いアメリカを作ろうぜ!という政策ですね

AT&TやCOMCASTなんかをウォッチリストに追加したくなる♪
ここでも注目なのが$100B投資計画のあるクリエネ
低いエネルギー料金で大気や人にやさしい100%無炭素電力を達成を2035年目標にしています

かなり長期になるので投資は難しいですが年始に盛り上がったICLNやQCLNはまたいつか盛り上がりそうな政策ですね
介護、公共施設について

介護に従事する人たちは、外国籍の方や黒人の方が多くなっている現実。
高齢化の時代に必要とされている仕事、またこれから強い国になるために国民が仕事で力を発揮するバックアップのためにはケアワーカーは必須なのにも関わらず時給が12ドル。これは最も低い水準の賃金。

ここにもまた、生活弱者をしっかり助けるので強いアメリカを作ろう!というメッセージです
介護インフラへは$400Bへ投資したいと計画されています。
介護での雇用の創出や職の保護を行うとともに、公立学校、保育園、退役軍人病院などの公共施設に投資します。
教育を受けさせられていない低所得者の子供にも将来のためにしっかり学校に通えるようにしたいですよということですね。
大切な内容ですが投資ブログという目線ではなかなか難しい内容なので少し割愛します。
住宅、商業施設について

200万以上の住宅、商業ビルを建設、保存、および改築
長期金利の上昇で住宅ローンも厳しくなってきたり、そもそも住宅の高騰で購入できる資金がないので毎月家賃の支払いが収入を圧迫している人までいる。

不動産需要を高めないと景気が良くならんぞ!なんとかしなきゃ!ということですね
低・中所得の住宅購入者のために、50万戸以上の住宅を建設および修復。また公営住宅の建築も予算に入っています。
その予算$213Bとなっており
先述の交通インフラ投資$621Bと合わせると

CAT、PWR、VMCなどをウォッチしていると動きがわかるかも♪
製造業、研究開発について

アメリカの製造業は以下を占めている
企業の研究開発費の70%
生産性の伸びの30%
輸出の60%
製造業は、研究とイノベーションを持続的な経済成長に転換するために非常に重要。

なんと$300Bの投資計画
中でも半導体とEVは大注目!
米中のワクチン戦争ももちろん同じような目線でトランプ前大統領が資金投入しましたが、今度は半導体やEVが戦場になるかもと考えられています。
その他取り上げられていたのは、ユーティリティ規模のエネルギー貯蔵、炭素回収および貯蔵、水素、先進核、希土類要素を含む気候研究開発。分離、浮体式洋上風力、バイオ燃料/バイオ製品、量子コンピューティング、電気自動車。
こういった先進事業への研究投資が25年間十分にできておらず、他国の安い生産環境と労働力に頼っているのが実態。今後は雇用の創出も含めて、自国で進めることで経済成長したい!というメッセージです。

先進的な技術のリーダーシップを持つ学生を育てることにももっと投資したいとも言っていました
実現できるかどうかは別として、日本の政治家にもこれくらい熱い会見をしてほしいですよね(笑)
余談ですが、こういった産官学連携できていない日本の現実がこちら

財源や今後について
今回の法人税の引き上げは、トランプ前大統領の政策のデメリットだった部分の指摘。
フォーチュン500企業91社は2018年に米国の所得に対して連邦法人税としての支払いは0ドル!
アメリカの企業なのに利益と雇用を海外に流出したとも言え、今後の強いアメリカの経済成長には必要なんだというメッセージ。

海外で安く調達したり、利益を上げることで爆発的に成長した企業も多いのでなんとも言えない内容ですね(;^ω^)
以上、私が確認したバイデンさんの会見まとめでした。
注意すべき点は2030年までにかけて投資する内容という点と、議会に通るかどうかは全くわからないという点ですね。
情報の確認方法について
今回の内容はウォールストリートジャーナルを確認したものです。

ただニュース記事を読んだだけですが、投資系Youtuberが解説している内容より詳しかったんじゃないですか?(笑)
”活かせる”ニュースをしっかり確認しておくことがポートフォリオの握力が強まる秘訣になるので、ぜえひ試してみてください。
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